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言語機能系の再学習プロセスに向かって 失語症のリハビリテーションのために |
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稲川 良,安田真章 編集 佐藤公治,稲川 良,安田真章,木川田雅子,湯浅美琴 共著
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ISBN 978-4-7639-3059-0 |
B5変形判 216頁 2022年3月16日発行 |
定価 4,400円(税込) |
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行為,思考を生み出す言語機能系 リハビリテーションの評価と治療のさらなる可能性
脳の言語処理に関わる機構は人間の複雑な神経システムの仕組みであると同時に,人間が世界や他者と関わり,その実現手段としての行為を意味づける思考を生み出す仕組みでもあります. 本書は,失語症に対するリハビリテーション治療をテーマに,その障害を人間の神経機構と心理・文化・社会的な文脈とを橋渡しする高度に発達した言語機能系の障害として捉え,それに対するリハビリテーションの評価方法と具体的な訓練方法の流れを紹介するものです.
人間が言語を使う能力を神経科学と行為の意味論という2つの要素の統合的な関わり合い,すなわち「言語行為」として捉え直すという観点から,まずその言語行為についての理論的な整理を行い(第1章),続いて言語行為の神経機構(第2章),行為の意味論(第3章),最後にその実践経験を紹介しています(第4章).
人間のコミュニケーション能力を支えている仕組みそのものに対するリハビリテーション治療のさらなる可能性を提言する画期的なテキスト. 言語聴覚士のみならず運動機能障害に関わる理学療法士や作業療法士にとっても極めて有益な内容になっています. |

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